Posted under 新規開業医の悲しい物語
「田辺(仮名)と申します。本日は宜しくお願い致します!」
30分以上待っていたにも関わらず、折り目正しい元気な挨拶をしてくれた。28歳の主婦だ。
やはり、“礼儀正しい”というのは気持ちのいいものだ。
履歴書も立派だ!達筆であり、不備なく全ての項目を網羅し、紙面から真剣さが伺える。
信じられないことかも知れないが、最近、たったこれだけの挨拶すら出来ない人が急増している。
本来であれば、出来て当たり前の事で特筆することではないのだろうが、最近では新鮮に感じてしまう。
“入口から椅子に座るまで僅か数分ではあるが、既に、そこで大勢は決している”と、とある人事担当者が書いた本を読んだことがあるが、まさに、このようなことだろう。
ついでに言うと、履歴書の書き方もそうだ。いい加減なものが本当に最近は多い。
基本的に、履歴書というものは面接の元になるデータであり、書類選考というものがあるぐらい重要なのだ。その紙面を最大限活用して、何故、自分を少しでも理解してもらおうとしないのか?それとも真剣に採用されたいと思っていないのか?
文字の上手い・下手ではない。修正液を使っていたり、空欄が目立ったり、後は、特記事項も空欄でありながら、面接になってから色々と言ってくる人もいる。それなら最初に書いておけばいいのに…、と思う。
要は、面接をスムーズに進めるための礼儀だろう。
さて、この田辺女史は本当に気持ちいい!彼女が受付に座ってくれたなら…。どんどんイメージが湧いてくる。
しかし、クリニックの新規開業の場合は、スキルも重要なので、これだけで決める訳にはいかない…。
明日へ続く・・・