4月
2nd 2007
クリニック経営・毎月の運転資金 (第34話)

Posted under 新規開業医の悲しい物語

「今のところランニングコストはどのぐらいになっているんだ?」

ふと気になって考えてみた。

え~っと…、家賃が管理費込みで63万、税理士事務所に7万、借入の返済に31万ぐらい。

これだけで100万突破!そこにリース料が10万円なので、最低でも111万円。

ここにスタッフの人件費、水道光熱費、通信費などを加味すると…、やはり200万円ぐらいになるのか。

という事は、仮に運転資金を200万円として、最低でも患者さんは月400人診療日数の平均である22日で割ったとして1日20人弱…。

1日20人来ればお釣りが出るのか。

最低でも80人は来る場所だと言ってたので、20人など楽勝だろう。

つまり、20人を越えた人数分が自分の取り分となるから、やはり「おいしい」仕事なのかも…。

冷静に考えると、何もかも取り越し苦労で、佐川氏の言う通りに進んでいるような気がする。

と、診療圏調査での不安も忘れ、降って湧いた“管理費”の事も忘れ、すっかり安心モードに入ってしまった。
しかし、人件費か…。そもそも何人雇えばいいんだ?

診療日時は、午前9時~12時、午後16時~19時で、午前診療のみは木曜日・土曜日。日祝日休日。

ごく一般的に、かつ、周辺の医院と軋轢を起こさないように…、と佐川氏が決めたものだが、そもそも、午前と午後の間は何をすればいいのか?

4時間も空き時間があり、木・土など半日休みだ。
多少、混雑して時間延長したところで大した事はない。

「そう言えば…、みんなどうしているんだろう?久しぶりに吉田先輩のところに行ってみよう!」
この訪問が、今後の明暗を分けることになる。

明日へ続く・・・

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