3月
29th 2007
Posted under 新規開業医の悲しい物語
もう既に、佐川氏が、どのような医療器械や備品を購入するか、販売業者に依頼を済ませている。
以前、軽く打ち合わせみたいなものをしただけだったが、その話合いが最終決定だったらしい。
「先生、私が動けば、びっくりするほど安くなりますよ!」
と、彼が言っていたのを思い出しながら、何気なく「御見積書」に目を通した。
診察デスク 定価単価100,000円 納入単価 70,000円
処置ワゴン 定価単価 60,000円 納入単価 40,000円
ふ~ん…、まあ、びっくりするほどではないが、安くなっているなあ…。
本当は、もっと安くなるらしいが、その差額は佐川氏に流れていると知ったのは、ずっと後の話だ。
「どれどれ、あとは…、」
一般撮影装置 一式 定価単価 6,000,000円 納入単価 2,500,000円
安っ!!6割引?びっくりした!
他の医療器械も軒並みそれぐらい(3割引~6割引)のディスカウント率だ。
「あ、おはようございます!先生、もう来られてたんですか?」
佐川氏が販売業者と連れ立って入って来た。
「佐川さん、これ…、スゴイですね!こんなに安くしてもらって大丈夫なんですか?」
販売業者がすかさず、
「先生、この値段は佐川さん価格です。他所ではこうはいきません。ウチはいつも泣かされてるんですよ~!」
そうなのか~、他所にはないメリットを自分だけは享受しているんだなあ…、と幸せな気分になった。
明日へ続く・・・