3月
20th 2007
税理士事務所の仕事 : 前編(第26話)

Posted under 新規開業医の悲しい物語

「次に、ウチの業務形態についてご説明します。」

また、延々話した挙句、「先生、どうされます?」と、なるんだろう。面倒だが付き合うしかない。

「ウチの担当者が毎月訪問し、請求書・領収証の整理をして、通帳のコピーを預り、電子カルテから出る社保・国保の総括表を…、」

簡単に言うと、毎月、税理士事務所のスタッフが「巡回監査」という名目で訪問するから、資料を準備しておいてくれという話だ。

その準備の方法が、領収証や請求書を整理もせずにそのままグシャっと渡すか、ある程度ファイリングしておくかで毎月の「顧問料」が違い、更に、こちらで会計ソフトを入力まですれば、さらに安くなるという。

値段で言うと、50,000円 ⇒ 40,000円 ⇒ 30,000円ということらしい。

この税理士事務所の話は、開業後にたっぷりと話すことが出てくるので今はここまでにしておく。

「…と、以上です。先生、どうされます?」

医院の開業もまだな状態で、看護士や事務のスタッフも雇っていない現状で、何をどう判断しろというのか?

佐川氏が口を挟む。

「先生、新規に医院を開業して患者さんが押しかけてバタバタするのに、いちいち領収証の整理など出来ませんよ。もう、一切合切任せられたらいかがですか?だいたい皆さんそうされてますよ。」

「そうですか、それでは、その月5万円でお願いします。」

自分の中では、領収証の整理やファイリングぐらいは出来そうな気がしたが、経験豊富な佐川氏が

忙しくて出来ない」というのだからそうなんだろう

今から思えば、本当に愚かな話だ。

これで毎月5万円の顧問料が決定した。

 

明日へ続く・・・

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